2025年11月11日
こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
虫歯と並んでよく耳にする「歯周病」。しかし、実際にどんな病気で、なぜ起こるのかをしっかり理解している方は少ないかもしれません。今回は、歯周病の原因や予防方法について、わかりやすく解説していきます。
■歯周病の原因とは?
歯周病は細菌による感染症です。主な原因は、歯に付着したプラーク(歯垢)や歯石、そして日々の歯磨きでの磨き残しなどです。プラークは白や黄白色の粘着性のある汚れで、細菌のかたまりであり、「バイオフィルム」とも呼ばれます。一度定着すると、うがいや歯ブラシでは簡単には落とせません。
さらに、喫煙習慣も大きなリスク因子。たばこの有害物質は歯茎の血流を悪化させ、出血しにくくなることで症状に気づきにくくし、結果的に治療も進みにくくなるのです。
■健康な歯ぐきの特徴
・薄いピンク色で、引き締まっている
・歯と歯の間が三角形に整っている
・歯磨きで出血がない
このような状態が「健康な歯肉」の目安です。日々、鏡でチェックしてみてくださいね。
■歯周病予防のためにできること
規則正しい生活習慣を整える
歯周病は「生活習慣病」のひとつとも言われています。睡眠・食事・ストレス管理など、基本的な生活のリズムを見直すことが予防の第一歩です。
歯科医院での定期検診を受ける
セルフケアだけでは限界があります。歯科医院でのプロケアを受けることで、磨き残しや歯石をしっかり除去でき、初期の歯周病も早期発見できます。
自分に合った歯ブラシを選ぶ・正しい磨き方を知る
一般的には小さめのヘッドで毛の短い歯ブラシが適していますが、口腔内の形状は人それぞれ。歯科医院でアドバイスをもらい、自分に合った道具と磨き方を確認しましょう。
歯間ブラシやデンタルフロスも併用
歯と歯の間にたまるプラークは歯ブラシでは届きにくいため、歯間ブラシやフロスを使ってケアすることがとても重要です。
■まとめ
歯周病は進行してからではなく、若いうちから予防することがカギです。10代後半からのケアを習慣にすることで、将来にわたって健康な歯を守れます。
「気づいた時には悪化していた…」とならないように、今のうちから予防意識を高めていきましょう。