2025年10月17日
こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
「昨日、いびきすごかったよ」
そんな風に言われたこと、ありませんか?
いびきは本人が気づきにくいからこそ、知らないうちに家族に迷惑をかけてしまうことも…。
今回は、いびきの原因と今日からできる対策を、やさしくわかりやすくご紹介します。
いびきの原因は気道の狭さにあった!
いびきは、寝ている間に空気の通り道(=気道)が狭くなることで、
その空気がのどの粘膜を振動させて音を出している状態です。
気道を狭める原因は主に6つ:
鼻呼吸ができていない(口呼吸)
例:鼻づまり・アデノイド肥大・扁桃腺の腫れ など
肥満
特に首まわりに脂肪がつくと、気道が圧迫されやすくなります。
過労・ストレス
筋肉がゆるみ、呼吸量も増えるため、いびきをかきやすくなります。
アルコールの摂取
筋肉が緩み、鼻も詰まりやすくなるため注意が必要です。
睡眠薬の影響
リラックス効果がある一方で、筋肉をゆるめてしまう作用があります。
身体の特徴(舌が大きい・あごが小さい・首が短く太い)
先天的に気道が狭くなりやすいタイプです。
今夜からできる!いびき対策5選
① 鼻呼吸を習慣に
口呼吸は、いびきだけでなく虫歯・歯ぐきの腫れ・風邪の原因にも。
まずは寝るときに軽く口にテープを貼ることで鼻呼吸を促せます。
鼻の通りが悪い場合は、耳鼻科受診をおすすめします。
② 首まわりのストレッチ&ダイエット
首まわりの筋肉をほぐすストレッチやよく噛む食習慣で筋力アップを!
肥満が原因の場合は、無理のないペースで体重管理を目指しましょう。
③ 食事はよく噛んで
噛むことで咀嚼筋(あごの筋肉)が鍛えられ、のどまわりの支えが強化されます。
お子さんのあごの発育にも良い影響があるので、親子で一緒に実践を!
④ アルコールはほどほどに
お酒はリラックスできても、睡眠の質を低下させたり、いびきを悪化させたりします。
晩酌は控えめに。週に何日か休肝日をつくるのも◎。
⑤ 睡眠の質を見直そう
ストレスをためず、しっかり眠ることが何より大事。
寝る前のスマホや強い照明も見直して、良い睡眠環境をつくりましょう。
それでも改善しないいびきは「睡眠時無呼吸症候群」かも?
日中の眠気
集中力の低下
起床時の頭痛
寝ても疲れが取れない感覚
こんな症状がある場合は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性も。
これは、寝ている間に呼吸が何度も止まる命にかかわる病気です。
当院では、マウスピース(スリープスプリント)による治療も可能です。
気になる方は、ぜひご相談ください。
まとめ
いびきは「生活習慣をちょっと変えるだけ」で、大きく改善することがほとんど。
特に、よく噛む習慣や鼻呼吸の意識は、家族みんなにおすすめです。
今日からぜひ実践して、ぐっすり眠れる快適な毎日を手に入れましょう!
あなたのデンタルIQもまた一歩アップしましたね♪