「かため」の歯ブラシを使用するリスクとは?やさしく丁寧なケアのすすめ|習志野駅から徒歩20秒の予防歯科|ウィステリアデンタルケア

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「かため」の歯ブラシを使用するリスクとは?やさしく丁寧なケアのすすめ

「かため」の歯ブラシを使用するリスクとは?やさしく丁寧なケアのすすめ|習志野駅から徒歩20秒の予防歯科|ウィステリアデンタルケア

2025年7月14日

こんにちは。船橋市習志野台の子育て世代も通いやすい歯科医院「ウィステリアデンタルケア」です。
「歯ブラシは“かため”がよく落ちそうだから選んでる!」という方、意外と多いのではないでしょうか?
確かに、毛先がしっかりしていると“磨けている感じ”がしてスッキリしますよね。
ですが実は、その「スッキリ感」の裏には、歯や歯ぐきを傷つけるリスクが潜んでいます。
今回は、「かため」の歯ブラシが引き起こすリスクと、正しい歯ブラシの選び方・磨き方について、やさしく解説していきます。



■「かため」の歯ブラシってどんなもの?
市販の歯ブラシには「やわらかめ」「ふつう」「かため」といった表示がありますよね。
このなかで「かため」の歯ブラシは、毛にハリがあり、押し当てるとしっかりとした感触があります。
「しっかり汚れが取れそう!」というイメージから選ばれがちですが、実際の使用感と本当の効果にはギャップがあることも…。



■「かため」の歯ブラシが好まれる理由とは?
磨き残しを防げそう

しっかり力を入れて磨ける

使用後のスッキリ感が心地いい

などの理由で「かため」を愛用している方は多いですが、その気持ちよさが“危険サイン”の可能性もあります。



■実はこわい…「かため」の歯ブラシの3つのリスク
① 歯ぐきが下がる(歯肉退縮)
強い力で“かため”の歯ブラシを当て続けると、歯ぐきがじわじわと下がってきてしまうことがあります。
その結果、歯の根元が露出し、知覚過敏や歯周病のリスクも高まるのです。
② 歯の表面が削れる(エナメル質のダメージ)
エナメル質は実はとても繊細。
「かため」で強くこすりすぎると、大切なエナメル質が削れ、虫歯にもなりやすくなってしまいます。
③ 知覚過敏が悪化する
すでに知覚過敏の症状がある方が「かため」を使い続けると、さらに症状が悪化して冷たいものがしみやすくなることも…。
※知覚過敏が気になる方には「やわらかめ」がおすすめです!
インプラント・矯正治療中・歯ぐきが弱い方にも“かため”は基本NGです。



■おすすめの歯ブラシと磨き方
歯ブラシの硬さは「ふつう」または「やわらかめ」でOK!
→ 優しく当てるだけでも、しっかり汚れは落とせます。
★磨き方のポイント
力を入れすぎない

小刻みに優しく動かす

歯と歯ぐきの境目を意識して

毎日使う道具だからこそ、「歯を守る磨き方」が何より大切です。



■まとめ
“かための歯ブラシ”はスッキリ感があって気持ちよくても、長く使い続けると歯や歯ぐきを傷つけてしまうリスクがあります。
「よく磨けているつもり」が、実はダメージを重ねている原因かも…?
自分に合った硬さの歯ブラシを選び、やさしく丁寧なブラッシングを心がけましょう。
気になることがあれば、いつでも当院でご相談くださいね。
あなたのデンタルIQ、また一つアップしました!

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