2025年7月16日
こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
「歯がグラグラしてきた…」「歯茎が腫れて出血する…」
こうした症状、もしかしたら歯周病かもしれません。
日本人が歯を失う2大原因は、「虫歯」と「歯周病」。
特に歯周病は知らない間に進行し、気づいた時には手遅れになることも。
今回は、歯を守るために知っておくべき“歯周病”の予防と対策についてお伝えします。
■ 歯周病とは?

歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(歯垢)や歯石が原因で炎症を起こし、最終的には歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。
初期段階では自覚症状が少ないため、
✔ 歯ぐきの軽い腫れ
✔ 歯磨きの際の出血
✔ なんとなく口臭が気になる
といった“なんとなく不調”を見過ごしてしまうケースも…。
しかし放置すれば、歯がグラグラになり、抜歯に至るリスクもあります。
■ 歯周病の主な原因と悪化要因
歯周病の原因は、「プラーク(歯垢)」という細菌のかたまりです。
さらに以下のような生活習慣や体質も悪化の引き金になります。
糖分の多い食事・間食の習慣
ストレスや睡眠不足
喫煙習慣
遺伝的な歯ぐきの弱さ
年齢による免疫力の低下
こうした“見えないリスク”が重なることで、気づかないうちに歯周病が進行してしまうのです。
■ 歯周病を防ぐには?3つのアプローチ

① 毎日のセルフケアの見直し
歯磨きは1日2回、歯と歯ぐきの境目をやさしく
デンタルフロスや歯間ブラシをプラスすることで汚れ残しを防げます
プラークは48時間で歯石に変化するため、丁寧なケアが重要です
② 定期的なプロケア(歯科検診)
自分では落とせない歯石や、深い部分の汚れをプロが除去
歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さを数値でチェックできる
痛みが出る前に受診することで、進行をストップできます
③ 生活習慣の見直し
睡眠・栄養バランスを整える
ストレスをためない(趣味や運動も効果的)
喫煙は歯周病の最大リスク因子。禁煙や本数制限でも効果あり!
■ 40代以降は要注意!加齢との関係
歯周病は加齢とともにリスクが増加します。
特に40代以降は、歯ぐきの組織が弱くなり始め、ダメージが蓄積しやすくなります。
ただし「年だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。
早めの対策で、歯を失わずに済む可能性は十分あります。
■ まとめ
歯周病は「静かに進行するサイレントキラー」。
自覚症状がないからこそ、早期発見・予防がカギになります。
毎日の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期チェックを組み合わせて、
一生、自分の歯で食べられる未来を一緒に目指していきましょう!
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。