2025年10月31日
こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
あなたは毎朝、朝ごはんをしっかり食べていますか?
「忙しくて時間がない」
「食欲がないから…」
そんな理由で、朝食を抜いてしまうこと、ありませんか?
実際に、若い世代の25~30%が朝食を抜いているという調査もあります。
しかし、朝食には身体と心を整えるための大切な役割があるのです。
今回は歯科医の視点から、朝食を食べるべき4つの理由とその効果を解説します。
■朝食を食べないと逆効果!?
「朝食を抜けばカロリーカットになる」
「胃腸を休ませることができる」
そう考える方もいるかもしれません。
しかし実際は、朝食を抜くことで空腹時間が長くなり、次の食事で吸収率が上がってしまうほか、ホルモンバランスが乱れたり、疲れやすくなったりと逆効果になることも。
朝食は、前日の夕食から長時間空いた胃腸を適切に目覚めさせる役割を担っています。
■朝食を食べるべき4つの理由
① 脳に必要なエネルギーを補給する
脳のエネルギー源は「ブドウ糖」。
寝ている間にも消費され、朝にはほぼゼロに近い状態です。
朝食で補うことで、集中力や記憶力の低下を防ぎ、イライラや疲れも軽減できます。
② 胃腸を動かし、ホルモンバランスを整える
朝食をとると胃腸が動き、消化酵素やホルモンの分泌が促されます。
このリズムが身体の生体リズムの安定や、体調管理につながります。
③ 体温が上がり、やる気が出る
食事により内臓が動き出すと体温が上昇し、身体が活動モードに。
寒い朝でも、動きやすくなり、仕事や勉強の効率が高まります。
④ 頭が良くなる!?学力との関係
文部科学省の調査でも、毎朝朝食をとる子どもはテストの点数が高い傾向にあることがわかっています。
「よく噛んで食べる」ことで脳の血流もアップし、ブドウ糖がしっかり届けられるのです。
■朝食が食べられない原因と対策
「わかってるけど、どうしても朝は食べられない…」
そんな方は、生活リズムの見直しがカギです。
夜型の生活習慣
→ 睡眠不足で起きられず、時間も食欲もない
夜遅い食事や夜食
→ 胃が消化しきれず、朝に残って食欲が出ない
高カロリーの夕食
→ 寝る前にラーメンなどを食べると、朝お腹が空かず朝食を抜いてしまう原因に
まずは飲み物だけでもOK!
野菜ジュースやスープから始めて、徐々に食べる習慣をつけていきましょう。
■まとめ
朝ごはんは、単なる「食事の一部」ではなく、体と心を起こすスイッチのようなもの。
朝食を見直すだけで、集中力・免疫力・生活リズムの改善が期待できます。
まずは、明日の朝から「何かひと口」でもOK。
朝食の力で、今日も一日元気にスタートしましょう!
あなたのデンタルIQが、またひとつ上がりましたね。
素敵な笑顔と健康のために、毎日の朝ごはんを大切にしていきましょう!