2025年8月25日
こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
「将来、きれいな歯並びになってほしい」
赤ちゃんが生まれたばかりのママから、こんな素敵なご質問をいただくことがあります。
じつは、歯並びは遺伝よりも習慣の影響が大きいんです。

今からできることを知っていれば、お子さんの未来の笑顔を守ることができます!
今回は、新米ママに知ってほしい「0歳からの口育・姿勢育てのコツ」を歯科医の視点からわかりやすく解説します。
1. 生後3ヶ月までは外出と刺激に注意
生後3ヶ月までは免疫が不安定。過度な外出や人混みは避け、家族も帰宅時は手洗い・うがいを徹底しましょう。
また、赤ちゃんは急な光や音に敏感で、原始反射を引き起こすことも。なるべく静かで優しい環境で過ごしてあげましょう。
2. 抱っこの仕方で骨格が変わる?

赤ちゃんの首がすわる前の抱っこはとっても大事。
体がだらんとならないよう、横向きで頭をしっかり支える姿勢を意識しましょう。首や背中の発達にも影響します。

3. まんまるねんねでお腹の中の姿勢を再現
赤ちゃんはまだまだ“未熟”な状態で生まれてきます。
生後3ヶ月までは、お腹の中の丸まった姿勢に近い「まんまる寝」で過ごすのがおすすめ。
平らな布団ではなく、赤ちゃんの自然な姿勢を保てる寝床を選んであげましょう。

4. 室内では手袋・靴下は外してOK!
「寒そう」と思いがちですが、赤ちゃんの体温調節は意外と優秀。
手や足を自由に動かすことは、発達や脳への刺激にも大切です。室内では裸足で元気に遊ばせてあげましょう。

5. 指しゃぶり=ハンドリガードは成長の証
ハンドリガード(自分の指や足をしゃぶる行為)は、実は口と手足の発達に必要な行動。
手袋や靴下で妨げないようにし、清潔を保ってあたたかく見守りましょう。

6. ハイハイは最高の全身運動!
左右の手足を別々に動かすハイハイは、体幹やバランス感覚のトレーニングに。
滑りにくく素足で安全に動き回れる環境を整え、十分にハイハイさせてあげましょう。

7. 哺乳瓶は「穴の大きさ」に注目!
ミルクの出る穴が大きすぎると、赤ちゃんがあまり力を使わず飲んでしまいます。
発達のためには、少しだけ頑張って飲む小さめの穴のものを選ぶのが理想です。

8. 離乳食は「月齢」より「発達」に合わせて
スプーンを押し返さない、安定して座れるようになったらスタートのサイン。
生後半年を過ぎても、母乳やミルクが主な栄養源なので焦らずOKです。

9. 親子であいうべ体操
赤ちゃんには難しくても、お母さんが楽しく見せるだけでマネっこしてくれます。
「アー・イー・ウー・ベー」と大げさに動かして、お口周りの筋トレ&表情づくりに♪

10. スマホは見せすぎに注意
スマホのブルーライトは、赤ちゃんの目にも影響を与える可能性が。
長時間の視聴は控え、ブルーライトカットフィルムや調光モードを活用して“付き合い方”を見直しましょう。

まとめ
いきなりすべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫。
でも、「今からできること」を知っているだけで、未来は大きく変わります。
今日から少しずつ、赤ちゃんとママの笑顔のために“いい習慣”をはじめてみませんか?
あなたのデンタルIQがまたひとつ上がりましたね。
ウィステリアデンタルケアは、0歳からの健やかな成長をサポートしています!