2025年11月05日
こんにちは。習志野駅から徒歩1分の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
お子さんの歯がグラグラし始めると、「成長したなぁ」と嬉しくなる反面、
「このまま様子見でいいのかな?」と不安になることもありますよね。
実は生え変わりのタイミングで注意すべきことを知らないと、将来の歯並びやかみ合わせに大きな影響を与えてしまう可能性もあります。
今回は歯の抜歯が必要になるかもしれないケースについて、わかりやすくご紹介します。
■放っておくと危険!乳歯を抜くべきタイミングとは?
「自然に抜けるから大丈夫」と思いがちですが、次のようなケースでは歯科医院での抜歯が必要になることがあります。
① 歯並びがガタガタになるリスク
永久歯が生えてくるスペースが乳歯でふさがれていると、正しい位置に生えてこられず、将来的に歯並びが乱れてしまいます。
結果的に矯正が必要になることも…。
② 顎のゆがみ
グラグラの歯を無理に使って噛もうとすると、偏った噛み癖がついてしまいます。
成長期の顎がゆがんでしまう原因にもなるので注意が必要です。
③ 過剰歯の存在
まれに「余分な歯=過剰歯」が生えてくることがあります。
永久歯の邪魔をして、本来の位置に生えられなかったり、歯並びに悪影響を及ぼすことも。
頻度は約3%、特に上の前歯に見られることが多いです。
■歯医者さんに相談すべきサインはこれ!
次のような場合は、迷わず歯科医院へご相談ください。
大人の歯が見えてきたのに、乳歯が抜けない
特に上の前歯や奥歯では、乳歯がスムーズに抜けるのが望ましいです。
ただし下の前歯の場合はそのようなことが頻繁に起こるので
乳歯が揺れている場合はそこまで心配しないでください。
左右差が大きい
片側だけ進んでいて、もう片方が全く動かない時は、レントゲン検査で永久歯の有無や過剰歯の確認をしましょう。
食事中に痛がる、食べるのを嫌がる
軽い痛みなら問題ありませんが、食欲や食べるスピードが明らかに変わっている場合は要注意です。
■まとめ
お子さんの口の中は、将来の健康や見た目にも大きく影響する大切な成長の一部です。
歯が揺れている場所は?
永久歯は順調に生えてきている?
左右で差はある?
気になることがあれば自己判断せず、気軽に歯科医院で相談してください。
今回の内容で、あなたのデンタルIQはきっとひとつ上がったはず!
お子さんの素敵な笑顔と健康のために、今できることを始めていきましょう。