2025年9月08日
こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
歯は一度失ってしまうと、見た目だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼします。特に虫歯や歯周病を放置することは危険であり、早期の予防や対処が重要です。
今回は、歯を失う主な原因と、放置した際に起こるリスク、そして歯を失ってしまった場合の治療方法について詳しく解説します。
■歯を失う主な原因

虫歯
ミュータンス菌などが出す酸によって歯が溶け、進行すると歯を残せなくなります。
歯周病
歯茎の奥にある骨までダメージを受け、支えを失った歯が抜けてしまう病気です。
全身疾患の影響
糖尿病や心疾患などの病気は免疫力を低下させ、歯周病の進行を早めます。
日常のケア不足
ブラッシング不足やフロス未使用はプラークが残りやすく、虫歯・歯周病のリスクが増します。
喫煙・過度な飲酒
タバコやアルコールの摂取は、歯茎への血流を悪化させ、炎症が治りにくくなります。
外傷や事故
スポーツや転倒によって歯が折れる、抜けるといったトラブルも歯の喪失原因になります。
■歯を失ったまま放置すると起こるリスク

噛む力の低下
咀嚼能力が低下し、消化器への負担や栄養バランスの乱れを招きます。
歯並びやかみ合わせの乱れ
空いたスペースに隣接歯が傾くことで、全体のバランスが崩れます。
顎の骨が痩せる(骨吸収)
歯がない部分の骨は刺激がないため、時間とともに骨密度が低下します。
見た目や発音への影響
笑顔の印象が変わる、言葉が聞き取りづらくなるなど、生活に支障をきたす場合もあります。
精神的ストレス
外見へのコンプレックスや対人関係の不安など、メンタル面への影響も考えられます。
■歯を失った場合の治療方法

ブリッジ
両隣の歯を削って橋渡しの人工歯を入れる方法。
入れ歯
取り外し可能で、複数本失った場合にも対応可能。
インプラント
顎の骨に人工歯根を埋入する治療で、見た目や噛み心地も天然歯に近い方法。
どの治療にもメリット・デメリットがあるため、歯科医師とよく相談のうえ、自分に合った治療法を選びましょう。
■まとめ
歯を失う原因は多岐にわたりますが、中でも虫歯や歯周病が最大のリスク要因です。そして歯を失ったまま放置してしまうことで、さらに多くの健康被害につながる恐れがあります。
大切なのは、日頃からの正しいケアと定期的な歯科検診。そして万が一歯を失ってしまった場合は、早めに適切な治療を受けることが、全身の健康を守る第一歩です。