2025年7月02日
こんにちは。船橋市習志野台の子育て世代も通いやすい歯科医院「ウィステリアデンタルケア」です。
「歯みがきは食後すぐ?それとも30分待つべき?」

テレビやネットでさまざまな情報が流れるなか、「どっちが本当なの?」と迷ってしまいますよね。
今回はそのモヤモヤをスッキリ解消!
歯科医の立場から、正しい歯磨きのタイミングをわかりやすく解説します。
■ なぜ「食後30分説」が話題に?
「食後すぐに磨かない方がいい」と言われる理由は、食事で口の中が酸性に傾き、歯が一時的にやわらかくなるから。
特に象牙質が露出している人は、酸性の状態で強くこすると歯の表面が削れてしまう可能性があるのです。
■ でもやっぱり…「食後すぐ磨く」は正しい!

基本的には、食後早めの歯みがきがおすすめです。
食べたあとは食べかすが残っており、これを放置すると虫歯菌のエサになってしまいます。
すぐに磨くことで虫歯予防に効果的なのです。

■ 食後30分空けたほうが良いのはどんな時?
以下の3つの条件に当てはまる場合は、食後すぐを避けた方が安心です。

① 象牙質が露出している(歯ぐきが下がっている・歯ぎしりがある)
② 酸っぱい食べ物・飲み物を摂ったあとで、うがいができない状態
③ ゴシゴシ強く磨く癖がある(特に硬い歯ブラシを使っている)
🔸 このような場合は、水やお茶で口をゆすいでから30分ほど待ち、やさしく磨くのが理想的です。
■ やさしく磨けば、時間は気にしすぎなくてOK!
ポイントは、「やさしく、正しく磨けるかどうか」。
正しい歯みがきができていれば、食後すぐでも問題はありません。
時間よりも、磨き方の質が何よりも大切です。
■ まとめ
🔹 食後の歯磨きは早めに行うのが基本的におすすめ
🔹 ただし、一部のケースでは30分ほど時間を空けた方が歯にやさしい
🔹 大切なのは、「タイミング」よりも「正しい磨き方」
どんなタイミングでも、自分に合った正しいケア方法を身につけることが大切です。
「私の磨き方、大丈夫かな?」
そんな疑問があれば、ぜひ当院でご相談ください。
あなたのデンタルIQ、また一つアップしましたね!
これからも素敵な笑顔と健康を守っていきましょう。